■鉄道模型の有名メーカー一覧

■鉄道模型の有名メーカー一覧

●鉄道模型のメーカー一覧

模型には製造を担当するメーカーというものが存在します。
通常の工場製品であれば基本的には1つのメーカーが製造を受け持っていますが、模型にはそれぞれ色々なメーカーがそれぞれの模型を製造しています。さすがに「版権」が存在するロボットアニメ作品などの模型、プラモデルは製造メーカーも限られています。昔はそういった版権の問題も緩く、様々なメーカーからニセモノ商品が出ていた事もありましたが、現在ではそういった商品を見ることはなくなりました。

対して鉄道模型などは、材質や模型周辺のパーツなどの違いで様々な種類のメーカーが存在しています。現在は撤退・廃業したメーカーを合わせると、50を超える数が存在しています。そういったメーカーの中から、今回は有名なメーカーのものを厳選してご紹介していきます。

紹介の前に軽く専門用語の解説をしましょう。

鉄道模型の中でも人気が高いのが「Nゲージ」に対応した模型です。Nゲージとはレールの間隔が9mm、縮尺で表すなら”1/148”から”1/160”のサイズの模型であり、日本で主流な鉄道模型のサイズです。

「KATO」

最初はこちら、上記のNゲージを日本が主流となった先駆者的メーカー「KATO」です。メーカー名は「KATO」ですが、会社名は「株式会社関水金属」です。※画像はKATO・キハ40系・東北地域本社色・2両セット・Nゲージ・ディーゼルカー

「TOMIX」


鉄道……というよりも電車のおもちゃと言えばプラレール。そんなプラレールを作っている大手玩具メーカー「タカラトミー」が母体の鉄道模型メーカーが「TOMIX」です。※画像はTOMIX・92754・小田急ロマンスカー 50000形 VSEセット

「マイクロエース」


プラモデル業界から参戦したメーカーにして、上記2社と並ぶ大手メーカーです。こちらも上記2社と同じく、プラスチック製の模型を販売しています。※画像はマイクロエース・宇都宮線さよなら115系

「天賞堂」


国内外から注目されている鉄道模型メーカー、それが天賞堂です。企業としての歴史はなんと明治頃まで遡る事ができ、1879年に印房店として創業し、そこから高級貴金属店になり、現在の貴金属店兼鉄道模型メーカーという状態になったのは1949年ごろからです。銀座のお店では店内にHOゲージのジオラマがあり、ゆったりとした速度で車両が走っています。車両の価格は素材にもよりますが値を張るモノでは数十万単位で取引されている車輌も珍しく無く、日本のHOゲージ業界を牽引していると言っても過言では無いでしょう。※画像はTenshodo・C58形・蒸気機関車・標準タイプ・船底テンダー

●各メーカーごとの特徴

一覧の紹介も終えた所で、各メーカーの特徴を解説していきましょう。最初に注意しておくべき点として、どのメーカーにも長所短所が存在することです。何が1番良いかは個人の感覚の上で判断するものであり、この解説に特定のメーカーを贔屓したりあるいは批難する意図はありません。自分の目的、好みにあったメーカーを探す参考として見ていただければ幸いです。

・見栄えとギミック重視の「KATO」

KATOの特徴は、実際の車両とは少し違った見栄え重視の模型であるということ。というのも、それこそ1/1の等身大フィギュアでも無ければ、模型というものは縮尺が異なるのが当たり前です。縮尺が異なれば、実際に目に見たイメージは異なり、細かい部分の装飾などは一定のサイズ以上じゃなければ再現できないといった問題もあります。そこでKATOは、模型としてのサイズで見栄えが良くなるようにデザインを調整しています。

そして連結機能や特殊な車両の機能などのギミックを再現して搭載しているのも特徴的でしょう。
ただの鉄道だけではなく、新幹線を始めとして様々な種類の模型や周辺パーツを揃えているのも特徴です。

現重視でマニアも嬉しい「TOMIX」

TOMIXはプラレールを販売しているタカラトミーが母体ということもあり、ギミック重視のおもちゃのような模型……というわけではなく、むしろその真逆の「リアル志向」な模型を作っているメーカーです。細部まで車両を再現し、かつ同じ車両でも塗装違いや仕様変更に合わせて新しい物が作られており、そういったちょっとマニアックな車両も手にしたいマニアな方から高い評価を集めています。ただ見た目重視なだけというわけでもなく、レール部分もファイントラックという、接続の自由度が高いレールを採用しています。

他の追随を許さない圧倒的車両種類数「マイクロエース」

マイクロエースの特徴はなんといってもその「車両種類」です。TOMIXは上記の通り同じ車両でもバリエーション違いを発売したりしていますが、マイクロエースは「他社が出していないものを出す」という考えの元、主に最新の車種よりも古めのローカル線で使われているような私鉄車両を中心として車両模型を発売しています。地方のローカル線に強みを持ち、ニッチな部分で勝負しています。そのコンセプトどおり、マイクロエースだけでしか取り扱われていない車両なんかも沢山あります。ただし、あくまで車両しか取り扱っていないため、レールや周辺パーツなどは他社のものを利用することになるでしょう。

貴金属店だけある金属製模型の「天賞堂」

印房店から貴金属店へと変わっていった天賞堂、現在でも貴金属は取り扱っており、本店では1階が貴金属店で2階が鉄道模型店となっています。そんな天賞堂は主に金属製の鉄道模型を製造しており、上記の3社とは材質の違う金属の「重み」が感じられる模型が特徴です。プラスチック製の模型も製造しており、金属製模型を中心にして販売しているという形になっています。現在では希少価値がついている、実際に石炭を燃料として走る模型も製造販売していました。

●まとめ

以上有名な鉄道模型のメーカーをご紹介しました。この他にも鉄道模型のメーカーは沢山存在します。それこそ、鉄道模型は車両以外の部分、レールやジオラマ用の駅背景なんかのパーツもあり、それらを専門としたメーカーも存在しています。気になった方は是非調べてみてはいかがでしょうか?

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