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KATOvsTOMIX 鉄道模型の二大巨頭の違いは何か?あなたはどっち派?

雑学・小ネタ

(更新日:2022年12月23日)

鉄道模型の二大巨頭を比較しました!

鉄道本舗の石川です!

今回はNゲージの二大巨頭と言われるKATOとTOMIXについて解説をさせて頂きます。

KATOとTOMIXどう違うの?どっちが良いの?と疑問になられる方に向けて書いてあります。

また鉄道本舗ではKATOもTOMIXともに高額買取りをおこなっておりますので、次なる欲しい商品の軍資金づくりなどにご利用下さい!

鉄道模型を製造しているメーカーはいくつかあります。その中でも業界内で二大巨頭と言われているのが、「KATO」「TOMIX」です。

鉄道模型には、それぞれ車両の特徴が異なり、メーカーの独自の色が強くなります。この二つのメーカーはどういった違いがあるのか、比較してみました。

①KATOの特徴

  • 海外車両も積極的な生産を進めている
  • コスパと購入後のアフターサービスが充実
  • フライホイール動力の安定感が国内トップ

KATO

KATOとは、株式会社関水金属が製造している鉄道模型のブランド名のことです。KATOという会社名ではありません。KATOは、Nゲージの老舗であり、在来線から新幹線、蒸気機関車、海外の車両まで幅広い車両を製造しています。

KATO USA』と言うブランドで欧米の車両を中心に生産をおこなっており、日本の技術を世界の車両で展開もおこなっております。

また、レールやコントローラー、ジオラマといった周辺の部品やセットも製造しているため、KATOだけで鉄道模型の一式を揃えることができます。

KATOの特徴は、製品のクオリティが高い上に、価格も安めになっていることです。特に動力の安定感は定評があり、愛好家からも高い評価を得ています。

Nゲージ KATO 2016-6 D51 標準形(長野式集煙装置付)

KATOはフライホイール動力を採用し安定感を重視している事が特徴的です。

急発進・急停車しないフライホイール動力を使用する事で低速での走行や急停車のできない設計となっており、実車さながらの動作が魅力的です。

また連結機構や車両傾斜装置を再現するなど、ファンにはたまらない細かな造りとなっています。さらにコントローラーで操作もしやすいので、愛好家から初心者まで幅広く対応できるのもうれしいところです。

製品の品質も高いため、大切に扱っていれば、30年以上経っても安定して走行させることができます。KATOは1963年からNゲージづくりを行っているので、長い歴史があり、過去に発売した製品も数多くあります。

KATOで、揃わない製品はないと言っても過言ではないでしょう。

②TOMIXの特徴

  • 建物やポイントなど種類豊富で走行環境が
  • 新幹線の造形クオリティは国内トップ
  • 消耗品の交換部品が充実している。

TOMIX

プラレールでおなじみのタカラトミーが母体となっているのが「TOMIX」です。現在は、株式会社トミーテックのブランド名となっています。

車両をフルラインナップで揃えており、システムやレールなど全てを揃えているのが大きな特徴です。特に新幹線のラインナップが豊富なのも、愛好家からは知られています。

TOMIXの鉄道模型の特徴として、ギミックやデフォルメが少ないという点が挙げられます。つまり、より本物の車両を忠実に再現しようとしている製品が多いということです。

Nゲージ トミックス 東京急行電鉄 5000系(初代)3両セット

また現実世界の車両は、塗装変更や仕様変更、リニューアルなどをし、時間の経過と共に見栄えも変わっていきます。TOMIXでは、こうした変化に合わせて、ひとつの車両でも複数のラインアップを揃えているので、コレクターにとっても嬉しい限りです。

またTOMIXの特徴として、レールの自由度が高いという点も注目です。ファイントラックという線路システムでレールを提供しており、好きなように鉄道模型を走らせることができます。

なので、TOMIXの製品は、自由に鉄道を走らせて楽しみたいという人が、好む傾向があります。

③で、結論どちらがいいの?

では、KATOとTOMIXのどちらがいいのでしょうか。結論から言うと、好みの問題なので、どちらがよいという風には言えません。

一般的に言われている見解として、KATO製品は動力の安定感が魅力的で、細部のギミックも豊富です。一方、TOMIXは、デフォルメやギミックが少なく、実際の車両造形に忠実です。

また直接販売店で商品を見て購入をしたいと言う方はご自宅の近くの販売店で車両や付属レールパーツなど販売が充実しているメーカーを選択するのも一つの手です。

将来的にNゲージからHOゲージへ進学の予定のある方はKATO製を集めてNゲージでも使えるパワーパックをHOゲージでも使用すると言ったパターンもアリです。

HOゲージのレールはKATO製が多く流通をしているので、そう言った視点で考えてみるのも面白いと思います。

レールについては、鉄道模型の規格は国際的に定められているため、レールと鉄道車両のメーカーがそれぞれ異なっても、走らせることは可能です。

ただ、それぞれのメーカーに他社のレールでも車体に問題無いか?と言う旨の質問を投げかけると『基本的に問題は無いが可能な限り自社のレールで走行させて欲しい』と言う回答がきます。

理由としてレールの形や接続方法、カーブ半径などは微妙にメーカーによって異なりますし、車両のテスト走行なども自社のレールでおこなっているので。できれば車両もレールも同じメーカーで合わせた方が良いのです。

また初期予算で決めるという方法もあります。スターターセットは、どちらもメーカーも10,000円~20,000円で購入することができます。


【KATO】EF65-1000 ブルートレインスターターセット(定価:16,800円)

【TOMIX】きかんしゃトーマススタートセット(定価:10,780円)

運転にこだわるのであれば、KATO製品がおススメですし、ジオラマや複雑なポイントなどを楽しみたいと言う方は走行環境における付属パーツの充実したTOMIX製品がおススメです。

KATOvsTOMIX 鉄道模型二大巨頭まとめ

▶ 発進や停車など走行を楽しみたい方はKATO

▶ 造形のリアルクオリティを求めるならTOMIX

こちらが両社の最大の特徴でしょう。

いずれにせよ、好みの問題になってくるので、どちらが良いかは人それぞれです。実物を見て、気に入った方を購入するのが一番よいかもしれませんね。

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