【ワールド工芸】国鉄・C55型蒸気機関車・30号機

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C55形蒸気機関車/短命だった流線形

C55形は、1935年から38年にかけて62両が製造され、日本各地で運用された蒸気機関車です。特に、1936年に落成したグループは前面が流線形となっており、特異な外観でした。1930年代、世界では空気抵抗の抑制を目的とし、鉄道車両や自動車に流線形を採用する動きが高まっており、日本でもC53形に対して試験的に導入しました。これを踏まえ、新製するC55に流線形を本格導入することになりました。

流線形はEF55形(1936年落成)にも採用されますが、スピード面など、実用上の効果はほとんどないとされました。また、従来とは異なる車体形状から整備が煩雑となり、現場の評判も良くなかったようです。よって終戦後、流線形のC55は従来車と同等の外観に改造され、消滅しました。

C55形は1938年に62両が製造されますが、63号機以降は設計変更が多かったため、新たにC57形という形式が付与されることになりました。C55に比べ、C57は大量生産されましたが、どちらも安定した性能から長きにわたり活躍しています。

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