タツヤモデル 広島電鉄エッチング

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広島電鉄100形/戦前の姿を見事に復元

今回取り上げるのは、1984年4~8月に行われた観光キャンペーン「SunSunひろしま」に合わせ登場した、広島電鉄100形です。ノスタルジックな雰囲気ですが、実はこの100形、戦前に広島電鉄(の前身)が開業した当時に活躍していた「100形」電車のレプリカなのです。つまり、2代目100形。2016年5月現在も、イベント用車両として横川線・江波線で活躍しています。

調べていくと、この100形の復元には相当な困難があったようです。

まず、活躍していた時代が古く離脱後は全車解体されたため、保存車が一両もありませんでした。よって、車体の復元に際しては辛うじて残っていた簡素な図や写真に加え、広島電鉄OBへの聞き取りも行われるなど、地道な作業が重ねられました。幸い、主要機器に関しては150形のものが保存されていたため、新・100形に流用することで目途が立ちました。

しかし、壁はまだありました。戦前の100形は外板が木だったのですが、保安上、現在の基準では認められず、鋼板を使わざるを得なかったのです。また、快適性を考慮して冷房装置が取りつけられるなど、やむを得ず当時と異なる仕様になった点もあります。

とはいえ、これら数々の困難を乗り越えて制作された新100形は、当時を忠実に再現したものとして、現在も親しまれています。

広島電鉄のホームページにはこの100形と、同じくレトロ車両である200形の運行予定が公表されています。それによると、4~10月は100形(土・日・祝)、11~3月は200形(日・祝)が運転されるとのこと。時刻も載っているので、興味のある方は調べてみてください。

鉄道本舗では、皆様のご自宅で不要になった鉄道模型の査定依頼を承ります。興味の薄れた車両、リニューアルによって不要となった旧製品、レイアウトから外れたレールやストラクチャーなど、ジャンルを限定せず幅広く取り扱っております。もちろん、模型以外の鉄道グッズも大歓迎ですので、お気軽にご相談ください!

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