マイクロエース・初代ドクターイエロー/4両

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初代ドクターイエロー/922形0番台

「ドクターイエロー」というと、700系に準じたスタイルの923形を想像しますが、過去には様々なタイプが存在していました。写真はそんな車両のひとつ、922形0番台です(マイクロエース製Nゲージ)。東海道新幹線の開業時から使用されていた0系顔で、「T1編成」ともよばれていました。元は同新幹線の試作車として1962年に落成した1000形「B編成」で、当時の電車方式においては世界最速となる、256km/hを記録。また、上から2両目は「X鋼体」とよばれる軽量化を図った試験的な車体構造を採用している関係で、窓が六角形になっている点が特徴です。

そんな1000形B編成は、同じ試作車であるA編成とともに0系開発の足がかりとなり、東海道新幹線が開業する直前の1964年夏、A編成が941形救援車に、B編成は写真のように922形(0番台)電気・信号検測車へ改造されました。ちなみに後者は軌道検測ができないため、クモヤ443系の新幹線版と考えると分かりやすいでしょうか。また、塗装はどちらも白を基調としたものから、黄色ベース+青帯に変更されましたが、B編成時代に達成した「256km/h」の記念プレートは残されています。

そんな新たな役割を与えられた922形0番台でしたが、10年後の1974年には、早くも後継の922形10番台が登場しました。よって1975年、941形とともに廃車・解体され、B編成時代から数えても13年ほどと短命でした。新たに登場した10番台は改造車ではなく、オール新造車の7両編成として2001年まで30年近く運用されていて、0番台に比べ明らかに長寿でした。やはりどの系列でも、試作車の晩年は厳しいものがありますね。

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