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マイクロエース・DE10・ヨ・ハイパ有明/6両

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DE10+ヨ+783系・わずかな区間で見られた珍編成

写真はかつてマイクロエースから発売された、【DE10 1756+ヨ28002+783系 特急「ハイパー有明」】の6両セットです。

熊本から4駅先の水前寺付近には、県庁が置かれ熊本の行政の中心となっているほか、観光地でもあります。その水前寺へ、それまで熊本止まりだった特急「有明」の乗り入れが始まったのが1987年3月でした。しかし当時の豊肥本線は非電化であり、電車はそのまま入線できません。そこで、熊本~水前寺間は機関車の牽引・推進により運転することが決まり、なんと783系と同じ塗装のDE10と電源車が登場しました。これが、DE10 1756とヨ28000形です。

指定機関車となったDE10 1756は白地に赤い帯を巻き、前面には「ハイパーサルーン」の文字が描かれました。さらに、この当時「有明」には485系も使用されていて、かつ国鉄色から「Red Express」色への塗装変更が進んでいたので様々な編成が見られ、ファンを楽しませました。

DE10 1756は指定機の役目を終えた今も現役で、「ななつ星」に合わせた黒基調の塗装に改め活躍しています。

一方、ヨ28000という車両は聞き慣れませんね。これはブレーキシステムの違うディーゼル機関車と電車をつなぐ「電源車」の役割を果たしています。485系時代は12系客車1両を電源車の代わりとして使用していましたが、新たにブレーキシステムの違う783系が投入されると12系では対応できなくなり、新たな電源車として登場した車両がヨ28000でした。

「ヨ」とは、車掌車の意味です。

国鉄時代の1974年から79年にかけて、ヨ8000形という車掌車が大量に製造されました。しかし1986年に貨物列車の車掌乗務が廃止され、熊本でも余剰車が発生したために白羽の矢が立ち、燃料タンクや電源用エンジンを搭載し電源車化。改造された2両はヨ28001、ヨ28002となり、塗装も783系に合わせられました。

華やかなジョイフルトレインでさえ、専用機が用意された例はそう多くありません。これに対し、熊本~水前寺間はたったの5、6キロ。そのわずかな距離のために、機関車や電源車をオリジナルの塗装に塗り替えたことは特筆できるのではないでしょうか。その後熊本~水前寺~肥後大津は電化され、今では決して見ることのできない光景。模型で再現する価値は十分にありそうです。

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