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KATO・コンテナ特急・たから号

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コンテナ輸送の原点/たから号

写真は先日買い取らせていただいた、カトーから製品化されているコンテナ特急「たから号」です。現在の日本の貨物輸送において、コンテナ列車は特に大きな割合を占めますが、この「たから号」は国内初のコンテナ列車として誕生し、その足がかりとなった列車です。

登場したのは1959年11月で、国鉄初のコンテナ専用貨車となったチキ5000形を、EH10やD52の牽引によって東京~大阪間を結んでいました。特徴的な点は、編成最後尾には車掌車ヨ5000形(写真最下)が連結され、「たから」と記された円形のヘッドマークが取りつけられていたことですが、現在のコンテナ列車と比較しても外観上の大きくな変化はなく、半世紀前の列車だと知って少し驚きました。

以後、コンテナ列車は急成長し、本数の増加にともなって「たから号」の愛称も形骸化するようになりました。また、行き先の多様化や、現在のような鉄道とトラックを併用することでコンテナを輸送する方法がスタートしたことで、「たから号」の愛称は1969年に廃止となりました。

以上の経緯から、1959年はコンテナ輸送の原点と位置づけられており、2009年には50年を記念して「隅田川駅貨物フェスティバル」や吹田機関区の一般公開が行われたほか、一部の機関車は記念ヘッドマークを掲出して運用されました。また、2016年4月にオープンした京都鉄道博物館には、車掌車ヨ5000形が「たから号」時代の塗装に復元され、展示されています。現在は車掌車自体が貴重ですので、非常に見ごたえがありそうですね。

そんな日本の貨物輸送の先駆けとなった「たから号」、ぜひ模型での再現や、保存車両を見に訪れてみてはいかがでしょう?また、これらに関連する模型、書籍、DVD、記念品、廃車発生品などを余らせていましたら、お気軽に鉄道本舗までご相談ください。「出張」または「宅配」にいずれかで品物を査定させていただきます(日本全国一律無料)。

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