KATO・国鉄・10系寝台急行・津軽/6両

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急行「津軽」/出世したら一等車へ

写真はカトーから発売されている、10系客車他による急行「津軽」です。かつて奥羽本線経由で上野~青森間を結んでいた列車で、1954年に誕生しました。この製品は1971年頃の編成をプロトタイプとし、オロネ10、オハ47、スロフ62、マニ37などで構成される雑多な雰囲気を再現しています。

この津軽ですが、「出世列車」という異名があります。

1950~60年代といえば、高度経済成長の真っただ中。地方から都会への集団就職や出稼ぎが盛んで、東北地方も例外ではありませんでした。そんな中「津軽」は奥羽本線沿線の利用客にとって東京へ向かう数少ない優等列車であり、同時に帰郷列車でもありました。そして「津軽」には現在のA寝台にあたる一等寝台車が連結されていたため、この車両を利用して故郷へ帰省することが、ひとつのステータスになったのだそうです。

ちなみに、同じ上野~青森間の急行として「八甲田」という列車も存在していました。「八甲田」は「津軽」と異なり東北本線経由ですが、東北の駅をこまめに停車し、1970年代のダイヤを調べたところ、どの列車も10時間前後で結んでいました。これは「津軽」も同様で、単に上京や帰郷のほか、のんびりと旅を楽しめる列車としても需要があったのではないでしょうか。

残念ながら「津軽」「八甲田」ともに1990年代に廃止され、優等列車のメインは次第に東北新幹線へと移行しました。カトーでは写真のほか「八甲田」編成、両列車の牽引機だったEF57も再現しているので、往時を楽しむためのアイテムは揃っています。特に、EF57は大きく突き出したパンタグラフや、前後に出っ張ったデッキをもつ特徴的な機関車です。EF55、EF58の人気に隠れている格好ですが、これらの列車を再現するならぜひ手に入れたい機関車でしょう。

鉄道本舗では、こうしたNゲージをはじめ、さまざまな鉄道関連品を買い取っております。経験豊富なスタッフが適正に査定いたしますので、お気軽の売却の相談をどうぞ!

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