KATO・国鉄・44系・特急・つばめ・客車/7両

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特急「つばめ」/戦後の復興を支える

今回取り上げるのは、カトー製Nゲージの旧型客車、特急「つばめ」セットです。「つばめ」の名は古く、戦前に東京~神戸間で運転を開始した特急にはじまります(当初は「燕」と命名されていました)。太平洋戦争の激化によって一時空白の期間が生まれますが、戦争が終わり、復興へ向けて歩み出した1949年に「へいわ」として復活。翌年には一般公募により「つばめ」に改称され、以後国鉄を代表する列車に成長します。

写真の客車はそんな1954年頃の特急「つばめ」をプロトタイプとしたセットで、「スハ44系特急「つばめ」 7両基本セット」、同「6両増結セット」として2007年12月ごろに発売されたものです。製品名のとおりスハ44を中心とし、スハニ35、マシ35、スロ60、マイテ39など、さまざまな車両が入り乱れていた当時の編成を、忠実に再現しています。

その中でも特筆すべきは、戦時中の空襲による損傷から、それまでとは違う洋風デザインの内装に生まれ変わった展望車・マイテ39 1です。運用時はこの車両が最後尾に連結され、展望車であること、また「つばめ」のヘッドマークが取りつけられていたことから、同列車のシンボル的な存在として活躍しました。内部についても、売店や当時最新のリクライニングシートが設けられるなど、「つばめ」のみならず、復興していく日本の象徴といってもよいのではないでしょうか。

このカトーのマイテ39 1には点灯する「つばめ」のテールマークが装備されているので、ぜひ明りを消して、その走りを堪能したいですね。

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