KATO・国鉄10系客車他

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10系客車/軽量化が命取りだった?

先日、国鉄型客車9両を買い取らせていただきました。窓や扉の形状が多種多様ですが、これらはほぼ「10系客車」に分類されます。10系客車は1955年から10年にわたって製造され、モデルとなったのはスイス国鉄の客車でした。当時、スイス国鉄の客車は軽量化設計において世界をリードしており、10系客車の開発にあたっても軽量化をコンセプトに進められました。

そんな経緯もあり、10系は従来の鉄道車両に比べて大幅な軽量化実現。窓も従来の客車に比べ大型化されるなど、居住性も向上しました。その後登場する国鉄世代の電車や気動車は、この10系客車がベースになっているという話もあるほどです。

しかし画期的であるがゆえの代償もあり、軽量化により走行時の揺れが大きくなってしまったこと、また窓の大型化による保温性の悪さなどが利用客の不評を買ってしまったようです。1970年代から廃車が進み、保存車以外は1995年に全廃となりました。

同時期に登場し、今もSLのイベント列車に活躍するスハ43系とは対照的な生涯ですが、特急列車から普通列車まで渡り歩いた往時の姿を、ぜひ模型でも再現してみてはいかがでしょうか。逆に、もう不要で埃を被っているという方。鉄道本舗では、模型をはじめとする鉄道グッズ全般の買い取りを行っておりますので、お気軽にご相談ください!

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