KATO・東京メトロ・銀座線・01系/6両

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命運分かれる…/銀座線01系と丸ノ内線02系

今回取り上げるのは、東京メトロ銀座線で活躍する01系です。「機能性」「明るさ」「シックさ」をコンセプトに、営団時代の1984年1月1日、年末年始の終夜運転から営業に投入されました。それまで、銀座線で使用していた車両は戦前からの車両も含まれていたため、この01系投入によってあらゆるサービスが向上し、「古い」という利用客のイメージを払拭しました。

01系の登場から4年後、今度は丸ノ内線用として02系が登場しました。この02系は、銀座線・丸ノ内線用の車両がどちらも中野工場で検査を行っていたこと、そして01系が利用客の好評を得ていたことから、01系の設計をベースとして落成しました。このため前面の形状が似ているほか、走行機器についても共通化が図られています。相違点を挙げるとすれば、その車体長です。車両限界が小さい銀座線では車両を小さくする必要があり、01系は16m・3扉が採用されました。これに対し、丸の内線は銀座線に比べ余裕があるため、02系は18mとなっています。ただ、3扉である点は共通なので、02系のほうが少し間延びした印象を受けますね。

そんな両車はともに登場から20年以上が経過し、老朽化の否めない時期に入りました。02系については行先表示のLED化、車内への案内モニター設置、車椅子スペースの設置などバリアフリーやデザインの一新が図られましたが、対する01系は新型の1000系が2012年4月から営業運転を開始し、全車置き換えられることになっています。これは前述の車両限界が関係しており、小型に造られている01系は機器の更新が難しく、新車を投入するほうが賢明と判断されたようです。調べたところ、2016年度中に1000系化が完了するとのこと。この記事を書いているのが2016年5月なので、もう残りわずかでしょうか。

しかし銀座線を退いた01系のうち、2両×2編成が熊本電気鉄道に譲渡され、新天地で活躍しています。シングルアームパンタの搭載によって少しイメージは変わったものの、銀座線時代のラインカラーや、東京メトロのデザインを模した熊本電鉄の社章ステッカーが貼られるなど、銀座線時代の雰囲気を色濃く残しています。下手にイメージチェンジされるよりも、ファンにとっては嬉しい配慮ではないでしょうか(笑)

命運が分かれた01系と02系、ぜひ、模型で再現してみてはいかがでしょうか。また、これら模型を余らせていましたら、ぜひブンブンジャレコトレインズまでお売りください。

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