KATO・189系・グレードアップあさま

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碓氷峠を超えた車両たち/189系、489系etc…

写真はカトー製Nゲージ、189系「あさま」色です。189系は横川~軽井沢間の勾配に対応できるよう、連結器や台枠を強化、EF63との強調運転に対応した形式で、内部についても関越道や上信越道との競合を考え「グレードアップ改造」による乗り心地の向上が図られています。1997年の横軽廃止まで見られたEF63との強調運転は、日本の鉄道史における名シーンとして今も変わらない人気を誇っていますね。

189系の他に碓氷峠を超えていた車両としては、489系が挙げられます。上野~長野(直江津)間の「あさま」のほか、交直流両対応であることから、上野~金沢間の「白山」にも使用されていました。189系がすべて現・長野総合車両センターに所属していたのに対し、489系は同所と金沢総合車両所の車両が存在していました。後者は「能登」にも使用され、北陸へのアクセスは昼行が「白山」、夜行が「能登」というスタイルを浸透させました。

時代をさかのぼって、横軽対応として派生したグループはまだあります。169系です。

上記特急列車の前身にあたる「信州」「妙高」などの急行列車に充当されていた系列で、基本性能は165系をベースとしています。1967年に試作車である「165系900番台」(のちに169系900番台に編入)が登場、JRからは2000年代前半に姿を消しましたが、しなの鉄道に譲渡された車両が2013年まで活躍していました。前述の急行列車、横軽廃止後の長野地区ローカル運用、そしてしなの鉄道と、一貫して長野での運用が中心でした。

さらに非電化時代にはキハ57という、キハ58の碓氷峠用ともいえる車両が活躍していました。製造から間もなく軽井沢~長野間が電化されてしまったため(1963年)、早々に本来の性能を発揮できずに他線区へ散った、ちょっと不遇な車両です。このキハ57はトミックスがNゲージとして再現していますが、碓氷峠における運用期間が短かったせいか、当時推進・牽引を行っていたED42は製品化していません。しかしマイクロエースからはED42が発売されているので、興味のある方はぜひ再現にチャレンジしてみてください。

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