買取実績


KATO・20系・特急寝台客車/7両

photo

20系/電源車のパターン

写真はカトー製Nゲージ、〔20系 特急形寝台客車 7両基本セット〕です。初代ブルートレインである20系は今も人気が高く、各社さまざまな製品を発売しています。カトーの場合、往年の「あさかぜ」「さくら」の編成を製品化し、特に「さくら」は分割併合による長崎行きの編成と、佐世保行きの編成を別々に再現するという徹底ぶり。ブルトレファンには嬉しいラインナップですね。

それらに対し、写真は標準的なブルートレインを再現したセットになっています。A寝台、B寝台、食堂車、電源車などバランスよく盛り込まれているので、そのまま走らせてもよし、他の編成の増結に使ってもよいでしょう。

特に、今回注目したいのが電源車です。

20系は電源車から各客車へ電力を供給する「集中電源方式」を採用し、当初は電源車として車体長17.5mのマニ20が製造されました。しかし新聞輸送が急増していた当時、次第にマニ20ではスペースが狭く、積むことのできる重さも足りないということが判明。わずか3両の製造にとどまりました。

これを受け車体長を20m、荷重を5tに改善したのがカニ21(写真最上段)です。まず「さくら」編成用に投入され、「瀬戸」「つるぎ」「あけぼの」「はくつる」など数多くの名列車を担当し、最終的に29両が製造されました。

また「はやぶさ」が20系化された際には、カニ22というパンタフラフを装備した電源車も登場しました。走行区間である山陽本線の全線電化により、経済性を考え架線からの給電を図った車両です。外観もインパクト抜群で、期待されていた…はずだったのですが、燃料タンクを大幅に拡大したことにともなう重さが仇となり、最初から運用を限らざるえない事態に。最終的には6両のみの製造にとどまり、後年にはトレードマークのパンタグラフも撤去されるという、不遇の生涯でした。

地味な存在である電源車ですが、調べると当時のさまざまな事情や試行錯誤が見えてきて、とても興味深いです。Nゲージにおいても各社製品化しているので、ぜひ注目してみてください。

鉄道本舗では模型をメインに、鉄道に関連する品物を幅広く査定・買い取りしております。整理にお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください!

Posted in 定番の買取実績 | Leave a comment
© 鉄道専門高価買取店「鉄道本舗」