KATO・Bethgon Coalporter・貨車/8両

photo

石炭用貨車/エネルギー問題の中で

写真はカトーから製品化された、アメリカで使用されている石炭輸送用の貨車です。その名も「ベスゴン・コールポーター(Bethgon Coalporter)」。記事を書く過程でアメリカの有名な作詞・作曲家、コール・ポーター(Cole Porter)も検索結果に表示されるので、概要をつかむのに時間がかかりました(笑)

炭鉱や火力発電所の多いアメリカにおいて、石炭輸送列車は特に重視されている鉄道のひとつです。その姿はアメリカ全土で見ることができ、貨車数十両は当たり前。時には百両にも及ぶ長大編成を組み、アメリカ経済の土台を支えています。日本ではここまで長い列車を見ることはできないので、レイアウトに余裕のある方は再現にチャレンジするのも面白そうです。また、貨車は写真以外にも多くのパターンが製品化されていますが、塗装はシルバーをベースにワンポイントのロゴが入るものが多く、どれも精悍な印象を与えます。

そんな「アムトラックより重要」ともいわれるアメリカの石炭列車ですが、環境問題が顕在化して久しい昨今、風当たりが強くなってきたのも事実です。石炭は前近代的で、核エネルギーはもちろん、石油と比べてもエネルギー効率が悪い分野です。また温室効果ガスの排出が多いことに加え、輸送される過程で粉塵がまき散らされるため、人体への悪影響が懸念されることも無視できません。日本でもかつて、石炭から出る煤煙によって甚大な公害問題が出たことは周知の事実です。

一方で、石炭は石油や天然ガスに比べ埋蔵量が多く、産炭地もアメリカやオーストラリア、南アフリカなど比較的政情の安定している国が多いというメリットもあります。再生可能エネルギーへのシフトが活発になってきたとはいえ、まだまだ火力発電に依存している世界。今後、石炭輸送はどのように変わっていくのでしょうか?

鉄道本舗では、鉄道グッズの買い取りサービスを展開しています。模型、廃車発生品、DVD、記念品など、ジャンルを絞らず幅広く承っています。もちろん、写真のような海外のものもOK!経験豊富なスタッフがしっかりと査定いたしますので、お気軽にご相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。