KATO・JR・12系・さよならE851列車/6両

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12系 さよならE851列車/肝心の機関車が…

1996年5月、西武鉄道においてセメント輸送に活躍していたE851形の引退惜別イベントが行われました。内容はJR東日本から12系客車を借り入れ、E851が牽引するという壮大なもの。私鉄がイベントのためにJRの車両を使用するという点はもちろんのこと、事業用に従事していた車両にここまで大がかりな花道を用意するというのは、後にも先にもあまり例がありません。

E851形は1969年に登場したのですが、セメントの輸送に必要な馬力などを推定した結果、国鉄のEF81やEF65が最適なモデルと判断されました。全体的な外観もEF65 P形にそっくりで、レッドとベージュを配したヨーロッパ的なスタイルでファンの人気を集めました。またEF65が数多くのブルートレインを牽引し、スター的な存在であったため、このE851についても次第に客車列車を実現させてほしいという機運が上昇。引退を記念し、ついに最初で最後の客車列車が実現したのでした。

写真は2003年にカトーから発売された、その記念列車を再現したセットです。E851の引退から7年が経過し、忘れかけていた頃の模型化。喜んだファンも多かったと思いますが、実はこの製品、12系客車のみの6両セットで、肝心のE851形が付属していません。製品名は堂々と〔12系さよならE851列車〕として発売されたので、ちょっと肩透かしを食らったような気分です(笑)

カトーは同時期にE851形を製品化し、単品のほか、セメント列車のセットを発売しています。しかし12系のセットにE851をつけ、セメント用貨車を単品としたほうが順当だと感じるのは私だけでしょうか。使用された12系客車は高崎支社のものなので、「EL&SL奥利根号」などとして発売したほうがよっぽどわかりやすいような…。

ちなみに、このさよならセットの内容は

  • スハフ12 161+オハ12 370+オハ12 372+オハ12 373+オハ12 374+スハフ12162 となっている一方、

後年にカトーから〔12系 JR東日本仕様〕として登場したものは

  • スハフ12161+オハ12369+オハ12 368+オハ12 367+オハ12 366+スハフ12 162

です。車番の重複、再現性の差など、購入を検討されている方はちょっと注意が必要です。

★もしも飽きてしまって処分を検討されている模型がありましたら、ぜひ鉄道本舗までご相談ください。経験豊富なスタッフがしっかりと査定いたします。

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