TOMIX・EF81+24系25形客車・エルム

photo 写真はかつてトミックスから発売された、寝台特急「エルム」のセットです。エルムは「北斗星」の需要増大を受けて1989年に登場。A寝台や食堂車のない、開放B寝台のみの簡素な編成で、北斗星を補完する存在として多客期を中心に運転されました。
エルムは北国を中心に見られる樹木の名で、かつては室蘭~札幌間の準急列車や、函館~札幌間の特急列車に名づけられたこともあるそうです。ぶっちゃけ北海道の列車なら、どれでもアリですね(笑)

よく考えれば、エルムが運行を開始したのは北斗星登場のわずか翌年。北斗星の補完が目的なので、現在では信じられないくらいの需要です。おそらく北斗星のチケットが取れず、やむなくエルムに乗車したという方も多かったのでしょう。B寝台のみなのでグレードは下がりますが、若年層にはありがたい列車だったに違いありません。中には、修学旅行臨としても運転されたこともあったのだそうです。

以後、徐々に寝台列車が下火になる中、北斗星を補完する必要もなくなり、エルムは次第に運転されなくなっていきます。最終運行は2006年で、今から10年前。本命の北斗星ですら廃止になってしまうのですから、復活は永遠にないでしょう。

そんなエルムの最終運行が近づいていた2006年夏。ただでさえ運転回数が少ないところ、牽引するE81に「カシオペア」専用機や、お馴染みのスター・95号機が登板するなど、ファンサービスとしか言いようのない出来事が起こりました。

思えばカシオペアの廃止が迫った2015年3月にも、通常はEF510牽引のところ、立て続けにEF81 81や95が代走する、夢のような数日間がありました。列車や車両の引退が近づくと、突如こうしたサプライズが出現することがよくあります。廃止はもちろん残念なのですが、内心こうした「ネタ」に心躍っているのも確かで、なんとも複雑な気分になってしまうものです…。
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