TOMIX・JR・ディーゼルカー・とかち/5両

photo

キハ183系新塗装「とかち」/短命に終わる

写真はトミックスから2010年11月に発売された、【限定品 JRキハ183系 特急ディーゼルカー(とかち・新塗装)】5両セットです。1986年、それまでの「国鉄特急色」から、白をベースに赤とオレンジの帯を配した「新塗装」のキハ183が登場しました。これらは500・1500番台を名乗り、最高速度110km/hながら、今後の速度向上を想定して120km/h対応で落成したことが特徴です(現在は500・1500番台全車が120km/h運転可能)。

これに合わせ、最高速度100km/hで製造されていた従来のキハ183も、順次新塗装に変更。国鉄特急色は次第に数を減らしていきました。

そんな中1990年、特急「おおぞら」が増発されたことで、札幌~帯広間の列車を分離、新たに特急「とかち」の名が与えられました。これにより札幌~釧路間は「おおぞら」、帯広止まりは「とかち」と識別しやすくなり、現在に至る道東への運転スタイルが確立されました。この新列車「とかち」には新たな装いとなったキハ183が充当され、青空と十勝の広大な平野(?)、さらに平仮名で「とかち」と記されたヘッドマークとともに、運転を開始しました。

しかし翌1991年、「とかち」の全列車に2階建て車両「キサロハ182」が連結されることになり、現在の「オホーツク」に似た塗装へ順次変更。列車名も「スーパーとかち」に改められたため、写真の塗装と「とかち」のヘッドマークの組み合わせは非常に短期間で終わってしまいました。そんな事情があってか、検索結果は少なかったです。私もこの記事を書く過程で、「とかち」のヘッドマークは初めて知りました。

そんな短命に終わったキハ183「とかち」を、ぜひ模型でも再現してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、トミックスは【国鉄 キハ183-0系 特急ディーゼルカー(新塗装)】6両セットも発売しています。冒頭のセットは0番台と550番台の混成ですが、このセットはオール0・100番台。その違いを観察してみると面白そうですね。

鉄道本舗では、模型をはじめとする幅広い鉄道グッズの買い取りサービスを展開しています。処分にお困りでしたら、お気軽に査定のお申し込みをどうぞ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。