TOMIX・JR・183系特急電車・まいづる/3両

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クモハ183-200番台/「まいづる」用の特異車

写真は2011年まで活躍していた、JR西日本カラーの183系です。山陰線京都口では、それまでキハ58による急行「丹後」やキハ181の特急「あさしお」が運転されていましたが、1996年の園部~綾部間の電化開業に合わせ運転形態を一新。優等列車はすべて特急とし、「たんば」=福知山発着、「はしだて」=天橋立発着、「きのさき」=は城崎温泉発着と整理され、車両も183系が投入されました。この183系は485系から編入されていたもので、山陰特急での運転開始にあたり、塗装も写真のように改められました。

その3年後、京都~東舞鶴間に特急「まいづる」が新設されました。当初は全区間単独運転が多かったのですが、徐々に京都~綾部間において従来の「たんば」や「はしだて」との併結運転が多くなり、287系に置き換えられた現在は全列車が「きのさき」または「はしだて」との併結を行っています。

写真はトミックスから発売された「まいづる」用の183系で、「まいづる」が3連(京都寄り)、「たんば」が4連(福知山寄り)の7連で運転されていました。そして「まいづる」用の編成で特徴的なのが、切妻形の前面をもつクモハ183-200番台。実はここにも、七尾線の電化が関連しています。

かつて、同車はモハ485-200番台として「スーパー雷鳥」など北陸方面の特急に充当されていました。1991年に七尾線の電化が完成すると「スーパー雷鳥」の一部列車が七尾線に乗り入れることとなり、分割併合の必要が生じることから車端部を切妻形に改造のうえ、制御電動車化。クモハ485-200番台に改められました。そして、これらのグループは交流機器を「停止」のうえ183系に編入されたため、外観上、塗装以外は485系のままとなっています(交流機器が撤去されたのは183系700・800番台)。

このように、JR西日本の183系は東日本とは事情が全く異なる点が興味深いです。こうした経緯を踏まえて模型を手にすると、より楽しめるのではないでしょうか。

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